所長サンの哲学的投資生活 5th

世界を旅しながら投資をしています。読書と思索ときどき釣り。北海道移住とシンプルな生活。

函館で栗ガニを釣る

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農園友だちのSさんと栗ガニ釣りに行った。

2mくらいの堅めの竿をばらばらっと並べる。
エサはサンマの切り身とイカ

釣り方はこう。
堤防から近距離にドボンとぶっ込みラインを張って待つ。
しばらくするとカニがエサに寄ってくる。
ここで竿先にコンコンと当たりがくるが、まだ早い。
カニがまだハサミでエサをいじくってるだけかもしれない。
身体で抱え込むまで待たなければイケナイ。

よし、とおもえばゆっくり竿を立ててみる。

このときまだ慎重な個体は抱いたエサをぱっと放してしまう。
ぐっと重さを感じたら、優しくカニを海底から引きはがしてやる。

子どもをあやすように、奥様をなだめるように、
うんうん、そうだね、もうちょっとだよー
カニと対話しながら、踏ん張ろうとする足をはがしてやる。

無事引きはがしに成功したら、
そのままそーっと寄せてくる。
カニにとって何事もなかったように、
気づいたら海面に来ちゃった、というくらいの自然な寄せがいい。
海面にカニが見えたら、もう網ですくうだけ。
昔やったザリガニ釣りのかんじ。
テキトーだが奥ゆかしい釣りだ。

去年はカレイ釣りの外道で釣れたこの栗ガニ。
今回専門に狙って釣るのは初めてで、
仕掛けなどSさんに教わりながらやってみる。
置き竿系の釣りにしては頻繁にモゾモゾ当たりがきてとても面白い。

Sさんによれば海中が透き通るような晴天はイケナイらしい。
寄せてくる途中でカニが我に返ってエサを放してしまうという。

この日は曇り空。
しかもちょっと冷え込んだから釣り客がほとんどいなかった。

そのおかげもあってか、まずまずの釣果。



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大きなやつは甲羅幅14センチ近い。
案内役のSさんもホクホク顔。

栗ガニはほとんど市場に出回らないが、
昔から食習慣のある青森では、お花見シーズンなら4000円くらいする。

近所におすそ分けし、
我が家でもさっそく蒸して食べた。



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茹でてはだめ。とSさんは言う。
たしかに去年茹でたらイマイチだったのだ。
物の試しに蒸したら、別ものの味。

濃厚なおつゆ。
そしてミソが全然ちがう。
これは蒸すべきだ。

カニ釣りは非常に投資効果が高い。

おすそ分けした近所から、
つぶ貝やアイヌネギになってどっさり還ってきた。

田舎ではモノとモノが通貨のように回るので、
より価値の高いモノの入手技能を身に着けることが、
豊かな生活につながっていく。

釣りや農園で得る食糧は、そのまま地域通貨になる。
暗号通貨のマイニングよりいいかもしれない。